ケロちゃんにおまかせ（ケロちゃんとゲストによる後書き的座談会）
ケロちゃん(以下：ケ)「こにゃにゃちは〜！
とってもとーってもお久しぶりな、ケロちゃんにおまかせやでー！」
のっち(以下：の)「あうぅ……。何気に突っ込まれてるぅ……。
はい、初めての方は初めまして。それ以外の方は二度目まして。執筆者（監督）の“のうちらす”こと“のっち”でございます。m(__)m」
ケ「さぁて、のっち。さっそく言い訳聞かせてもろおうか？」
の「ケロちゃん。目が恐い……」
ケ「当たり前やぁ！ 前回のケロちゃんにおまかせから何年待ったと思うてんねんっ！？」
の「何年てそんな大げさな…。
ま、ここはひとつお菓子でも食べて落ち着いて。怒った顔のケロちゃんもキュートですけど、やっぱりケロちゃんは笑ってないと……。
はい、伊勢屋のどら焼きです。美味しいですよ」
ケ「ワイがそんな………なかなかええニオイやな。どれ一つ……」
の「美味しいでしょう？ お茶も用意しましたから」
ケ「うん！ のっちはよう分かっとる！ アンコにはちょっと渋い日本茶や」
の「ありがとうございます。よかったら僕の分もどうぞ」
ケ「さよか？ ほな遠慮無く……」
の「それではゆっくりご堪能下さい。僕の方で進めておきますから、時々合いの手を入れてくれればいいですから」
ケ「ほな、よろしく頼むで」
の「はい。
えーとまずはお詫びから。この度は締め切りを破って申し訳ない。m(__)m いくら自分で設定したこととはいえ、いい加減に済まされることではありません」
ケ「そうやな。趣味と言っても期待してくれてる読者がいる訳やし。
お菓子あっての世の中、読者あっての小説や」
の「誠に持ってその通りです。反省の意味を込めて途中の作品を逐一、上げさせてもらいました。今後は気をつけます」
ケ「せや。起こった事は仕方ない。問題はそこから如何に対応するか、や。
今回のはなかなか面白かったで」
の「イヤあれは恥ずかしすぎました。今回は内容が内容だけに自分のひとりエッチを見られているような感覚というか……」
ケ「今回は大人向けのお話しやったな」
の「ええ。とうとうやってしまった気持ちで一杯です。頭の中で妄想していた事がこうして作品に昇華させてしまったわけですから」
ケ「んで、撮ってみてどうやった？」
の「なんというか。新しい自分を発見できたような感じです。一歩までは行かないけれど半歩くらいは物書きの端くれとして前進できたかなぁと」
ケ「そして二歩下がると」
の「後退してますよ！ ケロちゃん！」
ケ「ええねんて。作品作りなんてそんなもんや。
やるやる言うて何もしないヤツよりはマシやろ。ちょっとずつでも毎日積み重ねていればいずれは何とかなる。９９％の努力と１％の直感、これが大事や」
の「わかりました。日々これ精進ですね」
ケ「ま、趣味やから深刻に行き過ぎないようバランスが肝心やで。
ほなら早速、今回の中身へ行こうか」
の「はい。
えーと、今回のお話しはカードキャプターさくらジャンルでは初めての18禁なお話しです」
ケ「けどええんか？ 小僧には……」
の「大丈夫、話しは付けてますし、小狼くんにも美味しい思いをさせてあげてますから」
ケ「ま、それならそれでええねんけど。あとで襲われても知らんで」
の「その時はケロちゃんが大きくなって助けてください。お菓子もまた用意しておきます」
ケ「考えとくわ」
の「あらすじとしては表に掲載したStrawberry Tale Chaptor:5 LOVE PHANTOM」の空白時間を埋めるもので、キスだけに留まらなかった二人が、エッチのあとにラブラブしてからお風呂の中でエッチしちゃうと言うものです
表のLOVE PHANTOMだけでもお話しの繋がりとしては問題ありませんが、裏のLOVE PHANTOM 2を読んでから、表のお話しへ繋げていただくと、さくらちゃんの“イキナリなんだもん”と言うセリフが色々な意味に捉えられて面白いかなぁと」
ケ「表だけだとキスの事やろ？ けど裏の話しを踏まえると……、エロエロやな」
の「そ、エロエロなんですよ、にゃもちゃん！」
ケ「誰がにゃもや」
の「え？ だって…」
ケ「それよりも！ エロエロなんはええとして肝心のテーマはキッチリ消化できたんか？ なんかエライ不満そうやったけど」
の「ええ。締め切りを破ってまで時間をかけた割りには満足のいく出来にはなっていないんですよ。
なんというか状況を描写することだけに走っちゃって、肝心の二人がお互いを思い合う、と言うより求め合う心の動きが上手く表現できなかったというか」
ケ「ま、のっちはエッチの真っ最中の描写なんて今まで撮ってへんやろ？」
の「ありますよ。古い作品ですけどいくつか。
ただその時は勢いに任せてしまった部分もあって、撮って以来一度も見直してないんですよ。恐くてねぇ」
ケ「それは誰だってそやろぉ。過去の作品を振り返られると誰も彼も恥ずかしい。創作活動の典型やな」
の「分かってはいるんですけどねぇ……。これも日々精進ですか」
ケ「そう言うことや。過去の作品が恥ずかしいならそれを埋められるだけの物を今撮ればええ」
の「分かりました。ありがとうございます。ケロちゃん」
ケ「よしよし。
ほいで、ここがお奨めの場面とかはあるんか？ のっち」
の「自分の作品を説明（フォロー）しなきゃならないってある意味で侮辱ですよね」
ケ「ええからええから」
の「ポイントとしては……。
まず小狼くんから行くと“普段強気な割りにエッチの時はヘタレになりやすい”と。けど“やるときはやるよ”というのが重要。平たく言うとヘタレなヤンチャボーズです。
一方のさくらちゃんは普段がふんわりな割りにエッチに対しては好奇心旺盛というか、積極的。でもそれは小狼くんが大好きだからなんですよ。
結局はお互いがお互いを大好きで止まらないということなんですけどね」
ケ「その観点で読むとまた感想、印象が変わると」
の「本当はこの説明（フォロー）が無くてもそれを感じ取ってくれるとありがたいのですが」
ケ「ま、裏のお話しやからその辺は深く考えんでもええとけどな」
の「はい、楽しんでいただければ幸いです。オカズとして」
ケ「いや、それにはちょっと足らへんと思うで」
の「るーーー……。(;＞_＜;)」
ケ「ところでのっち。これがシリーズの“１”なら当然…」
の「はい、考えていますよ。次は小狼の初めてのひとりエッチのお話しの予定で」
ケ「また小僧か！ さくらの方が人気が出るんと…」
の「それは反応次第と言うことで。
所でケロちゃん。今回の“ケロちゃんチェーック”は？」
ケ「あ！ ワイとしたことが！」
の「もう、尺がありませんよ」
ケ「ウソやろ？」
の「それではまた次回」
ケ「あ、えっと、ほなな！」
と言うことで初の18禁小説でした。普段書いてる物とジャンルが違うせいか、どうも勝手が分からなかったです。必要以上に状況を描写しすぎのような。普段、買ってる小説雑誌は凌辱描写ばっかりだからなぁ…。ラブエロでしかも18禁で良い小説があったら押してください。参考にして勉強したいと思います。いや、マジで。