秘密の攻防戦 ： Chains Relation
あとがき ： Postscript

　はい。TWINKLE STAFFシリーズの６番目、「秘密の攻防戦 ： Chains Relation」をお送りしました。ちょうど前々作「秘密の包囲網 ： Secret Reverberations」に繋がるお話しです。ファイルナンバーはts012.htm。
　このお話しは元々、ぴーちゃんさんのところで開催されたちゃんとイベントへ応募する予定の作品でしたが、執筆時間を読み違えて締め切りに間に合わず。間に夏コミを挟んだのがいけなかったのか、夏コミが終わった時点で一度、気持ちが放電してしまいモチベーションが上がりきらなかったというオチ。ちなみにテーマは「息」と「探し物」に引っ掛けています。
　実はこれと同時進行で、進めていた作品があるのですが、それも近いウチに公開します。こちらはちっちゃい頃の2人のお話しで、同じようにぴーちゃんさんのところのチャットイベントへ出そうと目論んでいた物。というよりもその２作同時がいけなかったのか！？
　閑話休題。

　内容としては相変わらず仲良し過ぎる仲良しな隊長２人の夜の風景。とうとう、今回はヴィヴィオに見つかってしまいどうしようというお話しです。前半と後半のギャップを楽しんで貰えれば成功かなと。前作がフェイなの風味だったのに対し、今回はなのフェイ風味。僕の中ではどちらがＳでどちらがＭという区別はなく、その時々に変化していくという物。ただしなのはさんがＳの方が若干、お話しは転がりやすいようです。ただその後のフェイトさんの逆襲が物凄い事になるのはお約束ですけどね。
　ちょっと男性向けチックになりますが、妖しい器具も登場。カートリッジシステムを搭載し、マリーとシャーリーの共同開発らしい。デバイスデザイナーの才能をこんな方向に使って良いのかというツッコミは置いておいて、深く繋がりたいという欲求からやっぱりこういう擬似的な器具は必要かなとおもうわけです。魔法で生やしても良いのですけど、そう言う魔法があるかどうかはちょっと微妙。
　 それならマリーとシャーリーに手伝ってもらって“良い物”を作ってもらおうと。あの２人ならメンテナンスと称してちびリインでも色々とやっていそうな妄想が…（ファンの方、ごめんなさい）。試作品のモニターとして選ばれたのは部隊内でも公認の２人。使用感を報告するのは恥ずかしいけど、その気持ち良さに逆らえずついつい協力してしまう。しかもそれは部隊長にも逐一報告されていて、色んな事が筒抜け。
　 ま、内容が内容だけに表立ってやっている訳ではないけれど、密かな噂は広まりつつあり、モニター２人と同じような関係にある恋人たちからは密かに羨望の目差しを受けているみたいな設定。それは行き過ぎか。そう言う技術も企業の方へフィードバックさせれば機動六課運営の資金面でもプラスになりそうですし。

前作では眠っているだけだったヴィヴィオに初めて活躍してもらいました。やっぱりね、娘にはちょっとそう言う場面は早いかなと。でも開発中のあの器具を使えばいずれはヴィヴィオに“アリシア”という妹が出来て、無敵の魔導師姉妹が誕生なんて事もありうるかも。まだまだ彼女のキャラクターを100%は捉え切れていないのでちょこっとだけの出演ですけど、いずれはヴィヴィオを主役にした話しも書きたいです。本編でのお話しが今後どうなるかにもよるのですけど。

　 次回作は冒頭でも述べた、今作と平行して書いていたお話し。なのはとフェイトとエイミィによる髪に関する（？）にお話しです。ちょこっとですが、クロノやアルフも登場。今作が15禁に抑えるために表現を少々抑えていたのに対し、次回作は一般指定なので、情報密度を上げてお送ります。
　 あ、サイトのどこかに今作の続きとなる“お風呂シーン”（一般指定）のオマケがあるので、探してみて下さいな。
　 それではまた次の作品で。