幸せのらせん ： Man and WoMEn
あとがき ： Postscript

　TWINKLE STAFFシリーズの７番目、「幸せのらせん ： Man and WoMEn」をお送りしました。ファイルナンバーはts009.htm。
　この小説はキッド嬢のWebサイト「Ｔｈｅ Earth 〜この大地を踏みしめて〜」の10万ヒットを記念してお送りした物です。元々掲示板の方で祝辞を申し上げた所、「のっちさんの作品も期待していますよ？(笑)」という返信を勝手に勘違いして、進呈する運びとなりました。
　 ただこのあとがきの事などを相談した結果、なら同時掲載で行きましょうというありがたい言葉を頂いたので、拙サイトでも掲載が実現したという物です。“イク時は一緒”ですよ、キッドさん？（笑）
　そして実はこのお話し、元々、ぴーちゃんさんのところで開催されたちゃんとイベントの第三夜へ応募する予定の作品でしたが、前作と同じように執筆時間を読み違えて締め切りに間に合わず、一時は日の目を見る可能性が無くなった作品でした。でもそれじゃ勿体ないという事で、大幅に加筆を加えている最中に上記の僕の勘違いが発生したというわけです。そう言う意味ではキッドさまに感謝。m(__)m

　 ぴーちゃんさんの所のテーマに沿って言うと「息」「痛み」「探しもの」の全てを盛り込んで、色々と欲張ってみました。
　 当初はただなのフェイで髪を梳かし合うだけだったのですが、エイミィさんが加わり、クロノくんが加わり、アルフさんが加わったという経緯。リンディさんが登場しないのはまだお仕事中という事で。アルフが劇中で話してる917号次元世界のゴタゴタと思っていただければ。
　 んで、“家族愛”と親友以上恋人未満の“二組”と“髪は女の命”と“ツンデレ兄妹”を入れ込んだ結果、こんな内容となりました。何となくまとまりに欠けるような気もしますが、そこはそれ、とりとめのないハラオウン家のある日の日常という事で。
　 そして、この作品はある意味でぴーちゃんさん所のチャットイベント第四夜に投稿する予定のアリすず小説と対になる予定。この苦労は分かる人だけ分かっていただければ。

　 それからこの小説を書く際に最も重要な役割を果たしたのがBGM。リリなのとは全く関係ない楽曲なのですが、クロノくんを加えようとして煮詰まった時にたまたま聞いたらカチッとはまりそこから一気にラストまで書き上げられたという、重要な手助けをしてくれた曲なんです。特になのフェイの髪を梳かし合っている雰囲気にピタッと一致する（僕の中では、ですけど）ので、もし機会があったら是非聞いてみる事をお薦めします。まもなく30周年を迎えるCHAGE & ASKAならではの壮大な楽曲。全然関係ないですけど映画「ライオンキング」のOPとイメージが被るんですよ。壮大さが。歌詞だけならこちらで。
　あ、ちなみになのフェイの時には「Woman and Woman」に歌詞を置き換えるとグッと意味が近しくなると思います。

　さて、次回作は前述の通り、アリすず小説です。ぴーちゃんさん所のイベントで発表後なので今月末かな。それが終わればようやく長編のお目見えとなる予定です。
間にちょこちょこと短編は挟んでいく予定ですけど。
　 ではまた次回作でお会いしましょう。
　 最後にキッドさん、10万ヒットおめでとうございます！　そして毎回の事ながらこうしたネタの切っ掛けをくれるぴーちゃんさんに感謝。