お読みいただきありがとうございました。執筆者の、のうちらすです。
今作が魔法少女リリカルなのは二次創作小説のデビュー作でした。どんな評価を受けるかドキドキでしたが、おおむね好評のようで 、一安心。
『リリなの』自体は無印の頃から追っかけていて、可愛いキャラクターに対しシリアスなストーリーがお気に入りでした。A's、StrikerSと続いてもそれは変わりません。ちゃんとストーリーが収束し、ハッピーエンドとなっているのも好きな要因の1つですね。キャラクター達の思想というか、考え方も一貫してブレがありませんし。
と、『リリなの』への思い入れはこれくらいにして、あとがきの方をば。
僕自身はノーマル、百合、やおいとどのカップリングでもOKな人ですが、今作は『リリなの』を語る上では欠かせないなのはさん×フェイトさんのお話です。王道とも言えるカップリング。無邪気ななのはさんにフェイトさんが振り回されるシチュエーションです。最初はそんなに意識はしていなかったのですが、書いている内にあれよあれよと百合チックに。“親友以上、恋人未満”が2人の今の関係を表す一番適切な言葉ですかね。
なのはさん自身は末っ子の無邪気さと天然っぷりで意識していませんけど。フェイトさんはもっと仲良くなりたくて仕方がないと言った設定。リンディさんやエイミィさんの影響でちょっと策士になりつつありますが…。f(^ｰ^;
語弊があるかもしれませんが、フェイトさんは妄想家、もっと砕いて言えばムッツリスケベなキャラと僕自身は捉えています。好きな人の事を本当に一生懸命考えて、行き過ぎた妄想で自己嫌悪に陥ったりして、それでもまた悶々と……。一途で真面目さん故の愛すべきキャラクター像とも言うべきでしょうか。そして、たまに溜めすぎた妄想が爆発して周囲の人が被害を被ったり。常識からちょっとハズれてそうなフェイトさんですから、もっとも被害者の確率が高いクロノお兄ちゃんは大変ですね。
そこら辺の話しを書くかどうかは、読んでくれた方の反応次第という事で。
ではでは稚拙ながら、今作をお読みいただき、このあきがきまで目を通してくれたあなたにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
もし宜しければまた次回の作品にお付き合い下さいませませ。
のうちらす 2007/6/10