兄妹 -キョウダイ- の刻印

のっち（以下“の”）「と言うわけでキョウダイの刻印シリーズ初の続編をお送りしました。真夜中の更新作業で無茶苦茶寝坊してしまったのっちでございます。おはこんばんちは。そして…」
メイミ（以下“メ”）「どもー！　メイミでーす！　おはこんばんちは！」
の「相変わらず元気ですねぇ。メイミちゃんは」
メ「それが私の特技だもん。えっへん！」
の「そんな威張らんでも」
メ「いいの。最近みーんな暗い話しばかりで辛気くさいんだもん。元気なだけで威張れるでしょ！」
の「そんなにふんぞり返ってると、倒れますよ。後ろに。
ま、確かに暗い話しばかりで、最近元気な人が少ないですからね」
メ「そう言うこと。所でのっちさん、１つ質問」
の「ハイ。何でしょ」
メ「何でメイミをここへ呼んでくれたの？」
の「いやまぁ、それは……。罪滅ぼしってヤツですかね」
メ「罪滅ぼし？」
の「ハイ。
よく考えてみて下さい。メイミちゃん。今作は前作の続編と言うことで、メイミちゃんに関連する作品は全部で２つと言うことになります」
メ「そうそう、シリーズ初！　掟破りの続編！　これもメイミの人気のおかげだよね！」
の「……。確かに今作は読者様からのリクエストで作りました。それは有り難いことです。けど注目すべきはそこではなくて……」
メ「何？　勿体ぶってないで話してよ」
の「実はですねぇ。本編中でメイミちゃんが直接出演者と絡んでいる場面はないんですよ」
メ「ウッソだー！！　確かに今回の続編じゃ寝てるだけで良いですって言われたけど。前作じゃちゃんとセリフ言ったじゃない！！」
の「それもよくよく考えてみると、録画されたビデオメールの中での主演だから。本編への直接の出演じゃないですよね」
メ「ガーンッ！！　そう言われればそうかも……」
の「だから罪滅ぼしとしてここのゲストとして登場してもらったわけですよ」
メ「リクにぃもパパもママも普通に出てるし、ティシモちゃんは今回主役級の扱いだったし……」
の「お話しの都合上、このようなことになって申し訳ない！！m(__)m」
メ「もーっ！！　主役のメイミが出てないなんてあり得なーいっ！！　どうしてくれるのよ！！」
の「いやぁ、本来ならデートへ行く前の準備の話しとか、デート中の話しとかを入れたかったんですけど、先に今作の話しの方が膨らみまして」
メ「大人の事情ってヤツ！？　だって私がティシモちゃんと話してる場面とか撮ったじゃない！！　電車の中で」
の「リニアレールですよ。メイミちゃん」
メ「どっちでも同じ！！　あの時の話しは何処へ行ったの！」
の「いずれ機会がある時に…」
メ「そんなこと言ってたらいつまで経っても出られないじゃない！！」
の「そう言われましても…。だからほら、その代わりとしてここへの」
メ「ここじゃ意味無いの！　本編に出てメイミの魅力を見せるんだから！」
の「だからそれはまたの機会に…」
メ「のっちのバカーッ！！　裏切りものーっ！！」
の「いや、あの、そう言うつもりは…」
メ「のっちなんかティーちゃんに頼んで呪ってやるっ！！」
の「もしもしメイミさん。僕の話しを…」
メ「もう知らないっ！！　のっちなんか！　のっちなんかぁっ！！」
の「……分かりました！　次はちゃんと出演してもらいます！」
メ「…え？　ホ、ホント？　ウッソー！」
の「嘘じゃありません。縄文系津軽人、ウソ付かない」
メ「ホントにホントね」
の「ハイ」
メ「ヤッターッ！！　今度こそ本当に主役だーっ！！」
の「フー…。こうでも言わないと出演拒否されそうだもんな」
メ「じゃぁのっちさん、１つ条件出して良い？」
の「な、なんでしょ？（まさかとんでもない提案を…）」
メ「次は私が大活躍する話し。それとちょっぴりラブいのも入れてね」
の「分かりました。シナリオに組み込みさせていただきます」
メ「よし。これで私も主演女優の仲間入りだ」
の「ハァ。まさかこんなに執着するなんて思わなかった。人選間違えたかなぁ」

と言うわけでキョウダイの刻印シリーズで“リクトとメイミ”編はまだ続きます。次回はメイミちゃんの大活躍を期待して下さい。３作目、満を持して主演女優の登場です。そして新しい恋の予感も。
では、また次回。