素直とわがままの間隙を抜けて

のうちらす（以下“の”）「はい。
　　ということで『素直とわがままの間隙を抜けて』はお楽しみ頂けましたでしょうか？
　　執筆者の“のうちらす”です。
　　今回は場繋ぎと言う事を考えまして、出演者の皆々様方と座談会を開いてみたわけです」
薫「…………（耳まで真っ赤）」
剣心（以下“心”）「…………（ちょっぴり恥ずかしそうで嬉しそう）」
操「……えーと、これは、その……」
弥彦（以下“弥”）「すげぇな。助平バリバリじゃねぇか」
の「もしもし、弥彦くん。助平ってまだキスシーンだけですよ」
弥「でも、無茶苦茶嫌らしいぞ、これ」
の「そりゃ、“キスシーンのみで18禁指定に出来るか？”に挑戦した物ですから」
操「そんな物に挑戦するんじゃないの！！
　　大体、趣旨が違うでしょ！　なんでイキナリ“えすえふ”になってるのよ」
の「僕の得意分野だからですよ。
　　どうせやるなら独自のパロディをやりたいと思って、こんな物が出てきたんです。
　　それにSFの方が色々と好都合だし…」
操「あんた、まだ良からぬ事を考えてるわね」
の「ギクッ…。いえいえ、そんな滅相もない。
　　主演の２人には今回頑張っちゃってもらいましたから。
　　今後とも同じように活躍していただけるよう、切に願うだけですよ」
薫「……………………ぬぁ〜にが、頑張ってもっらっちゃいました、よ！！！
　　私はこんな展開になるなんて聞いてないわよ！！！」
の「え？　だって２人が勝手に盛り上がったから…」
弥「人のせいにするんじゃねぇ！　考えたのはお前だろ」
薫「そうよ！！　この外道作者！！　剣心も見てないで何とか言ってよ！！」
心「……いや、拙者は悪くないと思うでござるが」
薫「なっ！！？？」
の「よく言った緋村ちゃん」
薫「あんた剣心に何か吹き込んだわね……」
の「ああ、薫ちゃん。そんな恐い目で見ないで…。心なしか襟が苦しいんですが」
薫「そ〜お？　だったら素直に吐きなさい。このまま逝かせてもいいんだから」
操「薫さん、恐い…」
弥「壊れたか？」
心「薫殿、それくらいにしておくでござるよ」
の「あう〜、目が据わってますよ。薫ちゃん。
　　僕が言ったのはただ、初夜の契りを書いてあげるからって…」
薫「そう…（ニコ）。
　　剣心vv　刀借りるわよvv　不殺の剣心に代わって私が斬る！！」
の「ワーッ！！　ちょっと待った！！　それは神谷活心流に反するんじゃ！？」
薫「問答無用！！」
操「あれは薫さんじゃなくても怒るわね。
　　頑張れぇ〜！　薫さん〜！」
弥「いいぞ〜！　ヤッちまえ〜！」
の「いいのかな？　弥彦くん」
弥「のわっ！？　てめぇ、どっから出てくんだ」
の「君と燕ちゃんの分も用意してあるんだけど…」
弥「プチッ…。薫！　俺も助太刀するぜぇっ！！」
の「しまったぁ〜！！　やぶ蛇だぁ〜！！」
薫＆弥『待てぇ〜っ！！』
操「バカだわ、あの作者」
心「全くでござる」
斉藤（以下“一”）「そうだな」
心「斉藤！？　お前どこから」
一「フッ。次の主演は俺…」
左之助（以下“左”）「俺達だそうだ！！　ヘヘ♪」
一「……」
左「俺達の熱いバトルが展開されるってわけよ♪
　　どうした、剣心？　頭でも痛えのか？」
心「いや、何となくあの作者の考えが読めたでござる」
左「なんでい？　そりゃ」
心「要は乱痴気騒ぎ、平たく言えばバカ騒ぎが出来れば良いだけのようでござるよ」
一「死刑台送り、決定だな」
左「バカだな、単なる」
一「（あの腐れ外道も此奴には言われたくないだろう…）」
の「と言うことで、次回もよろしく♪」
薫＆弥「よろしくないっ！！」
　
　と言うことで、次回は斉藤と左之助が登場です。
　ヤヲイ的展開はありませんので、そちらを期待された方にはごめんなさい。
　『素直とわがままの間隙を抜けて』の本編にもチラッと次回の予告が入ってますので、そちらから想像してみるのも一興かと。
　ではでは、また次回作で。