01．まえがき（あなたの意欲をどうぞ）。

えー、初めまして、のうちらすことのっちと申します。
不束者ですが、本日はよろしくお願いします。m(__)m

02．あなたのペンネームを教えてください。

“Nautilrus”または“のうちらす”です。略称は“のっち”。

03．小説の中の人物として○○○○（←あなたのペンネーム）を描写してください（自己紹介）。

リビングの大きな机の上を、自慢のシャーペンが小気味よい音を立てながら走る。操るのは一人の男。ペンネームをのうちらすと言い、同人サークル及びWebサイト【のうちらす工房】の管理者である。
日曜大工を得意とする太く無骨な指が握る、銀色のタクト。とどまることなく次々と文字をつづっていくスピード。彼は今、乗りに乗っているのだ。最近、特に気に始めた小太りのお腹と巨大な頭が、ペンの動きに合わせて揺れる。空間を満たしているBGMとはまるで連動していない。あぐらをかいて原稿に向かうその様子は、ちょっと声が掛けづらいかも知れない。

04．あなたの職業は？

今はプー。お仕事探し中です。

05．あなたのバイト遍歴を教えてください（あれば）。

マツモトキヨシの品出し。キャノンの工場での試験機清掃。本屋さんでの在庫整理など。

06．小説書き歴は。

今年で１３年目。小学校の頃から何かしら書いていました。

07．小説書き以外の趣味を教えてください。

自作ホームシアターシステムでの映画鑑賞、オーディオ、木工、マンガ集め、アクアリウム、パソコンいじりなど。

08．好きな小説のジャンルは。

基本はＳＦや冒険もの。コメディタッチの恋愛小説も好きです。

09．好きな作家は。

佐藤ケイ、あかほりさとる、出海まこと、柘植めぐみ、うえお久光など。（敬称略）

10．尊敬する作家は。

うえお久光氏。その執筆スピードにビックリ。2ヶ月に1度は新作を出しています。
あかほりさとる氏。今の僕が小説を書くきっかけとなった人。

11．好きな小説は。

悪魔のミカタシリーズ。上記うえお久光氏の代表作。

12．好きな映画は。

ターミネーター2、スタートレックシリーズなどSFものが好きです。

13．好きな漫画・アニメは。

マンガはカードキャプターさくら、ARIA、桂正和さんの描くもの全て、松本零士さんの描くもの全て、克・亜樹さんの描くもの全てなど上げ始めたらキリがない。

14．好きなドラマは。

ドラマはほとんど見ません。

15．良く聞く音楽は。

映画やアニメのサントラ。あとはクラシックもよく聞きます。

16．心に残る名台詞と、その出典は？

「指輪は背負えなくても、あなたは背負えますから」
映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」で庭師のサムが言ったセリフです。

17．月に何冊くらい本を読む？

１２〜１３冊くらい。Web上のものを含めるとさらに増えます。

18．小説以外ではどういう本をよく読みますか。

SFの、例えば火星の研究本とか、水と波動の秘密とか、

19．読書速度は速い方ですか遅いですか。

結構、遅いですね。人の３分の２くらいの速度。

20．あなたは自分を活字中毒だと思いますか。

思います。眠る前にちらっとでも本を読まないと眠れません。

21．執筆に使用しているソフトは。

一太郎。これ以外は無し。
あとは手書き用として、STAEDTLER（ステッドラー）の0.9mmシャーペンを愛用しています。

22．初めて書いた小説のタイトル・内容。

PDG -特殊次元擁護隊-
時間犯罪を取り締まるタイムパトロールの話し。のちのちリベンジ予定。

23．小説のタイトルはどうやってつけていますか。

その小説のテーマをそのまま付けますね。
主人公を説明する題名も多いです。

24．あなたが書く小説のジャンルは。

基本はSFのつもりなんですが、違う要素も色々と入ってるみたい。

25．一人称と三人称、どちらで書くことが多いですか。

三人称がほとんど。一人称だとだんだん恥ずかしくなってきます。

26．短編と長編、どちらが多いですか。

今のところは短編。長編はなかなか集中力が続きません。

27．どのくらいのペースで小説を書いていますか。

１ヶ月に一編が目標。ただし乗ってこないとこれがなかなか。

28．ストーリーと登場人物、どちらを先に決めるか。

まちまち。
登場人物が決まればストーリーが決まるし、ストーリーが決まれば必要なキャラクターが決まってきます。
例外として“セリフを生かすためにストーリーを"なんて決め方もあります。

29．ストーリーはどういう時に思いつきますか。

たくさん、映画や本やマンガを読んだあと。思いつくためにはまず素材を入れないと。
たまに聞いてる音楽からふと思いつくこともあります。

30．ストーリーはどの程度決めてから書き出しますか。

ストーリー重視の場合は最後まで考えます。おおまかなオチというか落とし所を決めるくらいですが。

31．人物の名前はどのように決めますか。

その場の思いつき。登場人物から決まった話しの場合は主人公にテーマが含まれています。

32．資料をどのくらい集めてから書き出しますか。

基本的な情報のみ。実生活の会話で混ぜられるくらい。

33．小説を書くときにあなたが気をつけていることは。

テンポと前後のつながり。
特にストーリーの本筋は説明より描写することを念頭に置いています。

34．小説を書く能力は、どのように磨きますか。

たくさんの本を読むこと。良いと思った描写の仕方をすぐに使ってみて感触を確かめます。

35．ネタが無いときはどうしますか。

書きません。無理矢理ひねり出すと後々破棄する。

36．あなたが小説を書く上で影響を受けたものはありますか。

今はスタートレック。あの未来の世界観を何とか取り入れたいと思っています。

37．他の人の書いた小説を読むとき、ついつい注目してしまうのはどういうところですか。

自分がいつも表現するときに悩む場所ですね。他の人はどういう風に表現しているのか、そうした所にはついついしおりを入れておきます。

38．これから書きたいテーマは。

テーマというかジャンルならミステリーに挑戦してみたいです。その中で行われる丁々発止のやり取りを。

39．感想はどのように得ていますか。

主にメールで。そんなに数は多くありませんが。

40．批評されても良いですか。

全然ＯＫです。多少は凹むかも知れないけれど、揉まれないと作品はよくなりません。

41．あなたの未来予想図、22世紀の世界はどうなっていると思いますか？

良い場合。
戦争の原因があらかた解決し、人類は宇宙へ向けて進出を始めている。ただ愛憎劇は今と変わりなく繰り返されているでしょう。
悪い場合。
世界大戦が勃発。世界は疲弊しきって新しい秩序を求めている。場合によっては自然災害でかなりの被害が…。

42．ますます発達する科学。人間のクローンについてあなたの考えは。

意識を持った人間のクローンは絶対駄目です。それを認めるなら別ですが。
手術などで使えるように自分のスペアパーツとして、手とか足とか部位単位でのクローンは認めるべき。

43．超能力やUFOを信じますか？

信じてます。特にUFOは本当にいると思う。これだけ宇宙が広いのだから。

44．世界の終末はどのように訪れると思いますか。

自然環境の変化くらいでは人間は滅びないでしょう。あるとすると核兵器を使った戦争や、暴走した核エネルギーとかで自滅すること。

45．世界平和は実現しますか。

実現して欲しいです。現状では難しいかなぁ。
人類共通の敵とかが出てくれば別ですが。

46．最近の凶悪犯罪についてどう思いますか。

そうした犯罪が起こるのは本人も問題があるけれど、それ以上に本人をそういう状態で放っておいた周囲の方がより悪い。
凶悪犯罪の原因は本人の中で長年蓄積されたものがほとんどだから、それに気づかなければ。もっと面と面を付きあわせたコミュニケーションを。

47．政治家に物申す！

今の日本の借金体質を何とか改善してください。多少の消費税アップとかは我慢しますから。

48．宗教についてどう思いますか

過激になりすぎる一神教はどうかと思います。
唯一絶対というのは必ず独裁的な考えに走るような気がしてならない。
日本の八百万の神々的な考えの方が好きですね。

49．一日は二十四時間ですが、ほんとは何時間くらい欲しいですか？

倍の４８時間。大抵、頭の中で“１日でやりたい”と思ったことが2日かかることが多いから。

50．現代に生まれてきて満足ですか。現代以外ならいつ頃生まれたかった？（過去・未来どちらでも）

十分、満足です。むしろこの平和で伝統豊かな国に生まれたことを誇りに思っています。
今よりも未来に。宇宙旅行が最大の夢ですから。

51．「ファンタジー」とは？

魔法があり、人間以外の生物が人間の言葉を解する世界。
またその時代の科学では説明できないこともファンタジー。
だから今の技術をタイムスリップで過去へ持ち込んでも、それはファンタジー。

52．何処かに引越しをするとしたら何処へ引っ越しますか。

今の場所が気に入っていますが、住むとしたら北海道かな。

53．旅は好きですか。何処へ行きたいですか。

旅は好きです。そんなに旅はしていませんが。（懐具合が…）
行きたいのは南極、宇宙、火星。

54．登場人物の死についてあなたの所見を。

必要と思えば、主役でも僕だったら殺します。もちろん育ててきたから余計に悲しみは大きいですが。
死は物語の中でも必然です。

55．メールや掲示板の書き込みなどで「顔文字」や「（笑）（爆）（死）」の類は使いますか？

あんまり多くは使いません。使いどころが難しいというか、どう使って良いか。

56．昨今の日本語の乱れについてどう思いますか。

これも1つの文化。必要以上にとやかく言うつもりはありません。
昔の人から見たら、今の僕が使っている言葉もそうだから。

57．社会に不満を感じることはありますか？どういう時ですか？

結果ばかりを求めることかな。途中の過程も大事だろうに、結果ばかりを追いかけすぎる。

58．小さい頃、将来何になろうと思っていましたか。

昔は水族館の飼育員になりたかったです。魚の世話をしたかった。

59．あなたの人生設計を教えてください。

30歳までには一生出来る仕事に就いている。
結婚は30歳前半の内に。50歳の頃には今の親の生活と同じ水準くらいにはなりたい。老後はひたすら執筆活動をして、80歳でもコミケにサークル参加していたい。

60．外はどんな天気ですか。風景も含めて少し描写してください。

雲一つ無い夜空の中天高くから、中秋の名月が世界を照らし出している。どこまでも深く澄み渡っている漆黒の空と対照的に、丸いお月様はそこだけが切り取られた窓のように、ぽっかりと浮かんでいる。
月の光を受けてその四角四面な体躯を浮かび上がらせているのは、三件向かいにある某電力会社の社宅だ。月明かりを反射するコンクリートとはこんなにもキレイな物だろうか？　その光沢は、それが月の石で出来ていると言わてても信じて疑わないほど。

61．読書感想文は得意でしたか。

得意でしたが、評価されたことはありませんでした。ちょっと悔しい。

62．国語は好きですか？好きだった学科を教えてください。

国語は好きです。古文も読み方が分かるにつれて面白くなりました。
あとは情報処理や理科全般が好きです。

63．学校は好きですか。

好きでも嫌いでもありませんでした。
あ、でも高校の時は部活が楽しくて、皆勤賞を取るほど熱心に行ってました。

64．運動は得意ですか。

苦手ですねぇ。特に長距離。
少し前までは短距離なら自信がありましたが、年を重ねるにつれて。

65．鉛筆の持ち方、正しく持ってますか？

持ってる、と思います。そんなに自信はないですけど。

66．実生活で「あぁ自分は小説書きだな……」と実感することはありますか？どういう時ですか。

印象的な景色や場面に出会うと、ついつい頭の中で原稿用紙を浮かべ、具体的に文字を当てているとき。
そういうときは話しが良く飛びます。（＾＾ゞ

67．新聞はどこまでちゃんと読んでますか。

新聞はほとんど読みません。何度か挑戦したんですが、どうも習慣付かない。それに読める時間にはいつも父親が読んでいます。

68．購読している雑誌は。

アニメージュ、ニュータイプ、ペンギンクラブ、L.O.。
AVレビュー、ステレオ、ＨｉＶｉ。
ウィンドウズスタート、WinPC。
本当はもっと読みたい雑誌がありますが、お金がね…。(^_^;

69．本は本屋で買いますか？古本屋？図書館派？

１冊\1,000くらいまでだったら本屋で買います。それ以上は古本屋。だけど近くにないんですね。(;>_<;)
図書館も結構利用します。百科事典とかを使うときは。

70．詩・短歌・絵など、小説以外で創作をしていますか。

昔はよくしていましたね。今はちょっと後退気味。

71．恋人はいますか。

今はいません。フリーです。とっても欲しいですけど。

72．何をしているときが一番楽しいですか。

一心不乱に自分の好きなことをしているとき。
小説を書いてるときだったり、木材を磨いているときだったり、色々…。

73．あなたの人生の支えはなんですか。

自分が今までに得てきた全て、かな。奮い立たせてくれるのは人ですが、自分の自信となり支えてくれるのは自分の経験。

74．懸賞小説に応募したことありますか？その結果は？

あります。一次予選も通りませんでした。それ以降、小説関連の雑誌は買ってません。

75．日記は書いていますか？

書いています。ネット上でですけど。
これが日々思ったことの良いはけ口になっています。

76．今までで一番衝撃的だったことは。

祖父母の家が火事にあったこと。前日までは確かにそこにあったのに、次の日には黒い固まりがあるだけでした。

77．睡眠時間は何時間くらいですか？

大体6時間くらい。
ただし、目覚ましを掛けずに寝ると必ず８時間で目を覚まします。季節に関係なく。

78．夜、眠りにつく前に布団の中で何を考えていますか。

小説のネタや、場面、場面のカメラアングルや演出方法。
基本的に頭の中に浮かんが映像を、映画のように描写するスタイルなので。

79．長時間電車に乗る時、車内で何をしていますか。

大抵寝ています。
寝るまでは小説のネタを考えていますね。景色が頻繁に変わるので気分転換できるからネタが浮かびやすいんです。

80．ネタになりそうな実体験を教えてください。

中学の時にイジメで不登校になり、今はその時の記憶が完全に消えています。その辺のギャップで良く悩むことがあります。記憶が戻るかどうか、戻しても良い物かどうか。
ちょっと重い話しですが、そういうのは実体験としてネタになりそう。

81．どうして小説を書くのですか。

好きだから。自分の考えを表へ出すのが下手なので、得意な文章で表現しようとします。

82．小説を書いていて嬉しい・楽しいときはどんな時ですか。

次から次へと書いている場面が映像として浮かんでくるときですね。できの善し悪しより、そういうところで自分には才能があるんだと嬉しくなります。書けることは当たり前ですから。

83．小説を書くうえで苦労することはなんですか。

資料集め。僕の場合はすべてのつじつまがきっちり合っていないと、許せない性格なので、SF物の場合は特にたくさんの資料を必要とします。
集めてもまた理解するまでに時間がかかってしまうのがまた大変。

84．小説を書く時の状況は？（場所・時間・BGM等）

場所はリビングの机に向かって。自分の部屋だとついつい脱線しがち。
時間は、今は昼間の一人きりの時間を狙って書いています。周りに誰かいると全く書けなくなるので。
BGMは時々。イメージする曲が決まっていればそれを延々掛けています。それ以外の時はほとんど掛けませんね。

85．周りの友人や家族などはあなたが小説書きであることを知っていますか。

知っています。以前に簡単な物を頼まれたこともありました。

86．あなたの周りに小説書きはいますか？何人くらい？

周囲にはいませんねぇ。切磋琢磨出来る仲間が欲しいです。

87．スランプに陥ったことはありますか？どう乗り切りましたか？

あります。いくら書いても説明文しか出てこないことがありました。
そういうときは、書きたいと目指しているものと同じジャンルのプロ小説をたくさん読みます。
１ヶ月くらいするとなんとかきっかけがつかめました。

88．長時間パソコンと向き合っていると目が疲れませんか？対策はしていますか？

プロット、下書き、修正はすべて手書きで行っています。
パソコンに向かうのは資料集めと、本書きのみなので、それほど目が疲れると言うことはありません。
疲れてきたら集中力が落ちてくるので、そういうときはパソコンから離れて横になります。

89．最近難解な漢字を使用する作家が多いようですが、あなたはどうですか？

実在する範囲で難解な詠みの名前を登場人物に当てたりはします。
それ以外はあまり。

90．こういう小説は許せない！

ただ状況を説明しているだけの小説。たまにそれで延々と続けている小説があるんですが、飽きてしまいます。

91．自分の小説に満足していますか。

まだまだ。書いていてよくテンポが悪いなぁと思うことがあります。
もっともっと技術を磨かなければ。

92．他の人のオンライン小説、どれくらい読みますか？

そのサイトの更新状況にもよりますが、１週間に７〜８編くらいは読みます。
３週間に一度は新しいサイトを探しています。

93．同人誌に参加したことはありますか。

あります。というか自分で作ってコミケで売っています。

94．将来的にプロ作家になりたいですか。

なりたいです。出来れば本業で。最悪でも副業くらいにはと考えています。

95．それはどうしてですか。

自分の好きなことで生活できたらこれほど嬉しいことはないし、何よりプロになればより多くの人が自分の作品を目にしてくれるから。

96．あなたの自作小説を一つだけ薦めてください。

当然、「EARTHLING」です。
元気印の少年アーサーと、やんちゃな少女マルチの成長物語。２人とその仲間たちとの時間を共有することで、読者の方にも“自分の何かが成長した”と思っていただければ、幸いです。

97．構想中のネタをこっそり披露してください（言える範囲で）。

現在連載中の「EARTHLING」の後々の話し。マルチの正体が分かり、アーサーの出生の秘密も徐々に解き明かされます。

98．いつまで小説を書き続けますか。

死ぬまで書き続けると思います。嫌いになることは絶対にありませんから。

99．読者に一言。

いつも僕の小説を読んでいただいてありがとうございます。m(__)m
遅筆ではありますが何度でも読み返したくなるような、そんな小説を目指して日々、ペンを握っています。ホンのちょこっとでも感想をいただけば、それが大きな糧となりますので、よろしくです。

100．あとがき。

長いようで短い、短いようで長い100問が終わりました。
これを仕上げるために約1ヶ月の時間を必要としました。それが長いのか、短いのかは分かりませんが、自分としては結構楽しめてました。
100問に答えている最中、改めて自分の小説に対する姿勢を振り返ることが出来、そういう自分を見つめ直す意味でもこの100問という端結構良いものですよ。
同業者の方は是非やってみて下さいな。

質問の元ネタはこちら。